
英語でプレゼンをすることになったとき、最初につまずくのは「どう始めて、どうつなぎ、どう終えるか」です。
日本語なら自然に出てくる「では次に」や「最後に」も、英語になると急に口が止まります。
この記事では、BBC Learning Englishと海外の大学の学習支援資料、英英辞典で確かめた表現だけを使いました。
英語プレゼンの構成とフレーズを、話す順番どおりに並べ直しています。
扱う範囲は次の4つです。
- 構成の決め方と準備の順番
- 始め方・つなぎ・締め・質疑応答のフレーズ
- スライド例の並びと文字の大きさ
- 1人の通しから人前のリハーサルまでの練習法
英語プレゼンは、話の流れを知らせる決まった言い回しを入れるだけで、聞き手が迷わない話に変わります。
フレーズに付けた日本語訳は、辞書の意味から外れない範囲でこちらが付けたもの。
場面に合わせて言い換えて使ってください。
【結論】英語プレゼンは3部構成と道しるべの言葉で組み立てる
英語プレゼンは「導入・本論・結論」の3つに、最後の質疑応答を足した形で組み立てます。
そのうえで、いま話のどこにいるのかを聞き手に知らせる言葉を、区切りごとにはさんでいきます。
道しるべの言葉の意味
BBC Learning Englishは、この言葉を「signpost language」と呼んでいます。
直訳すると「道しるべの言葉」です。
直前に何が終わり、次に何が来るのかを聞き手に伝える語句のことを指します。
道しるべの言葉は比較的くだけた言い回しが多く、難しい単語はほとんど要りません。
覚える量も、場面ごとに1つか2つで足ります。
まず覚えたい6つの1文
流れと、まず覚えたい1文を1枚にまとめると次のとおりです。
| 場面 | やること | まず覚えたい1文 |
|---|---|---|
| 導入 | 挨拶・テーマ・全体の見通しを伝える | I’m going to talk about … |
| 本論の入り | 最初の話題を始める | Let’s begin by … |
| 話題の切り替え | 1つ閉じて次へ移る | Moving on now to … |
| 図表の説明 | スライドを指して見てもらう | As you can see here … |
| 結論 | 要点を言い直す | To sum up … |
| 質疑応答 | 質問を受け付ける | Does anyone have any questions or comments? |
この6文だけでも、ひと通りのプレゼンの骨組みは作れます。
あとは自分の内容を当てはめ、何度か通して仕上げる段階に進みます。
この記事でいちばん伝えたいのは、練習は必ず声に出して行うという一点。
黙読で覚えたフレーズは、本番の緊張の中ではまず出てきません。
英語でプレゼンする前に決める基本構成と準備の順番
英語プレゼンの構成は、日本語のプレゼンと大きくは変わりません。
違いが出るのは、構成そのものを口に出して、先に聞き手に見せるところです。
York St John大学の学習支援資料も、導入で全体の見通しを伝え、道しるべの言葉で目的と流れを示すよう勧めています。
導入・本論・結論・質疑応答の役割
4つのパートで話す中身は、次のように分かれます。
| パート | 入れる中身 | 聞き手に残したいこと |
|---|---|---|
| 導入 | 挨拶、テーマ、目的、全体の見通し | 何の話を、どの順番で聞くのか |
| 本論 | 要点ごとの説明、根拠、図表 | 1つずつの要点と、それを支える事実 |
| 結論 | 要点のまとめ直し、伝えたい結論 | 結局なにを覚えて帰ればいいのか |
| 質疑応答 | 質問の受け付けと回答 | 分からなかった所が解けたという感覚 |
サウサンプトン大学図書館の案内も、導入・本論・結論に質疑応答を続ける形を基本として示しています。
構成を決めたら、導入で「この順番で話します」と先に宣言するのが英語プレゼンの型です。
準備は聞き手と目的から
York St John大学の資料は、準備で最初に考える問いを2つ挙げています。
「聞き手は誰か」と「プレゼンの目的は何か」です。
目的の例として並んでいるのは、知らせる・説得する・結果を説明する、の3つ。
ここが決まらないまま英語を書き始めると、話す量だけが増えていきます。
まず日本語で、聞き手と目的を1行ずつ書き出してください。
要点を話す順に並べる
次にやるのは、伝えたい要点を話す順番に並べる作業です。
同じ資料は、テーマを1つずつ扱い、1枚のスライドに1つの要点を置く形で計画するよう書いています。
要点の数は、導入で「three points」のように言い切れる数にしておくと、宣言がぐっと楽になります。
原稿は短い文で書く
英語の原稿は、1文を短く切って書きます。
長い文は読み上げると息が続かず、聞き手も途中で文の頭を忘れやすくなるためです。
BBC Learning Englishも、道しるべの言葉はくだけた言い回しが多いので聞き取りやすい、と説明しています。
原稿は書き言葉の英語ではなく、口に出して言いやすい短い英語で書くのが近道です。
頭の中の日本語をすぐ短い英文に変える練習の効き方は、瞬間英作文の効果を整理した記事にまとめています↓

英語プレゼンの始め方|挨拶から全体の見通しまで
導入でやることは、挨拶・テーマの宣言・目的・全体の見通し・質問の受け方の予告の5つです。
BBC Learning Englishの導入の例でも、挨拶とお礼、目的、全体の見通し、質問の受け方という順で話が進みます。
挨拶と自己紹介
最初の一言は、聞き手との距離に合わせて選びます。
| 英語 | 意味 | 向く場面 |
|---|---|---|
| Good morning, everyone. My name is … | 皆さん、おはようございます。◯◯と申します。 | 社外や大人数の前 |
| Hi everyone, I’m … | 皆さん、こんにちは。◯◯です。 | 社内や授業など身内の場 |
| Thank you very much for coming along here today. | 本日はお集まりいただき、ありがとうございます。 | 冒頭のお礼 |
バンクーバー・コミュニティ・カレッジの学習支援資料は、1行目をかしこまった言い方、2行目をくだけた言い方として分けています。
3行目は、BBC Learning Englishの導入の例に出てくるお礼の一文です。
同じカレッジの資料は、自分にとって不自然なフレーズは使わず、別のものを選ぶか言い換えるよう勧めています。
聞き手に合わせて、かしこまった形とくだけた形を選び分けることが第一歩です。
テーマと目的の宣言
テーマは「I’m going to talk about …(〜についてお話しします)」で言えば足ります。
少しかたい場なら「The subject of my talk is …」や「My topic today is …」も使える形。
目的まで言うときは「The purpose of today’s presentation is to …(今日のプレゼンの目的は〜することです)」と続けます。
BBCの例では、このあとに「社内のコミュニケーションをどう改善するかを話し合うこと」という目的が続いています。
全体の見通しを示す
導入の中で、いちばん大事なのがこの一言です。
話をいくつに分けるかを先に言い、そのあとで順番を並べます。
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| I’m going to divide this talk into four parts. | この話を4つに分けて進めます。 |
| There are a number of points I’d like to make. | お伝えしたい点がいくつかあります。 |
| First of all, I’ll … and then I’ll go on to … | まず〜を扱い、そのあと〜に進みます。 |
| Then / Next … | 次に〜。 |
| Finally / Lastly … | 最後に〜。 |
数を先に言っておくと、聞き手は「いま何番目か」を数えながら聞けます。
four の部分は、自分の要点の数に合わせて three や two に替えてください。
質問の受け方を予告する
質問をいつ受けるかも、導入で決めて伝えておきます。
「At the end of my talk, there will be a chance to ask questions.」は、話の最後に質問の時間をとるという意味です。
途中の質問を控えてほしいときは「Please save your questions for the end of the talk.」とお願いします。
所要時間を添えたいときは「This will take about fifteen minutes.」のように、短く1文で言えば十分です。
英語プレゼンのつなぎフレーズ|話題の切り替えと図表の説明
本論では、話題を1つ閉じるたびに、次へ移る合図を言います。
日本語の「では次に」にあたる部分で、ここを抜くと聞き手は話の切れ目を見失います。
話題を閉じる・次へ移る
BBC Learning Englishとバンクーバー・コミュニティ・カレッジの一覧から、閉じる言い方と移る言い方を組にして並べました。
| 英語 | 意味 | 使う所 |
|---|---|---|
| We’ve looked at … | ここまで〜を見てきました。 | 話題を閉じる |
| That’s all I have to say about … | 〜についてはここまでです。 | 話題を閉じる |
| Moving on now to … | 続いて〜に移ります。 | 次の話題へ |
| Let’s turn now to … | 次に〜を見ていきましょう。 | 次の話題へ |
| Next, I’d like to discuss … | 次に〜についてお話しします。 | 次の話題へ |
| This leads me to my next point, which is … | これが次の点につながります。それは〜です。 | 前と次をつなぐ |
話題の切れ目では、閉じる一言と移る一言を続けて言うと、聞き手は迷いません。
たとえば「We’ve looked at the costs. Moving on now to the schedule.」のように2文を続けます。
例を出す・言い換える
説明が抽象的になったら、例を出すか、別の言葉で言い直します。
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| For example, … | たとえば〜。 |
| A good example of this is … | そのよい例が〜です。 |
| To give you an example, … | 例を挙げると〜。 |
| In other words, … | 言い換えると〜。 |
| To put it more simply, … | もっと簡単に言うと〜。 |
| So what I’m saying is … | つまり、私が言いたいのは〜です。 |
言い換えの表現は、聞き手の表情が曇ったと感じたときの立て直しにも使えます。
うまく言えなかった文は、言い換えの一言でもう一度言い直せば足ります。
スライドや図表を指す
図表を見せるときは、どこを見ればいいのかを先に言葉で示します。
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| As you can see here, … | ここにあるとおり、〜。 |
| Looking at the graph, you can see … | グラフを見ると、〜が分かります。 |
| This diagram indicates … | この図は〜を示しています。 |
| I’d like to point out … | 〜を指摘しておきたいと思います。 |
いずれもバンクーバー・コミュニティ・カレッジの資料で、視覚資料を指す言い方として挙がっているものです。
図表は見る場所を先に言うのが、聞き手を置いていかないコツ。
そのあとで数字を読み上げれば、聞き手の目と耳が同じ所に向きます。
つなぎのフレーズを口に覚えさせるには音読が手っ取り早く、やり方は英語の音読を4つの手順にした記事で1回15分の形にしています↓

英語プレゼンの締め方と質疑応答|「最後に」の言い方
締めでやることは、要点のまとめ直しと結び、そして質問への対応です。
「最後に」を英語でどう言うかで迷う人が多いので、先にそこから整理します。
「最後に」はFinallyとLastly
「最後に」を表す基本の語は、FinallyとLastlyの2つです。
ケンブリッジ英語辞典では、Lastlyは並べたものの中で最後に来るものを示す語と説明されています。
Finallyにも、とくに文頭に置いて最後の点や考えを導く使い方が載っています。
ただしFinallyの辞書で最初に出てくる意味は「長い時間や苦労の末に」、つまり「やっと」です。
「最後に」の意味でFinallyを使うときは、辞書の説明どおり文頭に置くと誤解されにくくなります。
| 英語 | 意味 | 置く場所 |
|---|---|---|
| Finally, … | 最後に〜。 | 文頭。最後の要点の前 |
| Lastly, … | 最後に〜。 | 並べた項目の最後 |
| Last but not least, … | 最後になりましたが、大事なことに〜。 | 最後の項目を強めたいとき |
| To conclude, … | 結論として〜。 | 結論パートの入り |
| In conclusion, … | 結論として〜。 | 結論パートの入り |
最後の項目こそ大事だと強めたいなら、表の3行目の「Last but not least」も使えます。
辞書の説明は、最後に挙げるけれども大事さは劣らない、という意味です。
例文では、出版社と編集者にお礼を言ったあと、最後に夫へのお礼を置く形で使われています。
要点をまとめ直す
結論パートでは、本論で話した要点を短く言い直します。
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| To sum up, … | まとめると〜。 |
| In short, … | 要するに〜。 |
| Let’s summarise briefly what we’ve looked at. | ここまで見てきたことを手短にまとめます。 |
| I’d like now to recap … | ここで〜を振り返ります。 |
| It’s clear from what we’ve discussed today that … | 今日の話から〜ははっきりしています。 |
To sum upのあとは、導入で予告した要点を同じ順番で言い直してください。
導入で「3つ」と言ったなら、締めでも3つを同じ順に並べると話がきれいに閉じます。
時間が足りなくなったときの言い方も、BBC Learning Englishの一覧に載っています。
「Unfortunately, I seem to have run out of time, so I’ll conclude very briefly by saying that …」は、時間切れなので手短に結論だけ述べます、という意味。
お礼で結ぶ
締めのお礼は「Finally, I’d like to thank everyone for coming this evening.」のように言えます。
この文は、ケンブリッジ英語辞典がFinallyの例文として載せているものです。
昼の発表なら、this eveningをtodayに替えれば使えます。
質疑応答のフレーズ
質疑応答では、質問を募る一言と、答えに詰まったときの一言を用意しておきます。
| 英語 | 意味 | 場面 |
|---|---|---|
| Does anyone have any questions or comments? | ご質問やご意見はありますか。 | 質問を募る |
| I’m happy to answer any questions now. | ここからご質問にお答えします。 | 質問を募る |
| Please feel free to ask questions. | どうぞ遠慮なくご質問ください。 | 質問を募る |
| If you would like me to elaborate on any point, please ask. | 詳しく聞きたい点があれば、お尋ねください。 | 質問を募る |
| I’ll get back to you later with those figures. | その数字は後ほどお知らせします。 | その場で答えられない |
最後の行は、ケンブリッジ英語辞典の例文から取ったものです。
get back to someoneには、あとで改めて連絡するという意味があります。
サウサンプトン大学図書館の案内は、質問を受けたら答える前にその質問を声に出して繰り返すよう勧めています。
質問の意味がつかめないときは、確認を求めてもかまわないそうです。
答えを知らないときは、知らないと認めたうえで、どこに情報がありそうかを示す例が挙がっています。
分からない質問はごまかさないほうが、結局は聞き手の信頼を得やすくなります。
英語プレゼンのスライド例|表紙から質問の1枚までの並び
スライドは、話す順番をそのまま画面に並べたものとして作ります。
York St John大学の資料は、スライドごとに明確な見出しを付け、1枚に1つの要点を置くよう書いています。
あわせて求めているのが、伝えたいことを全部詰め込まず、すっきりさせること。
スライド例の基本の並び
英語プレゼンのスライドを、表紙からまとめまで並べた例です。
| 順番 | 英語の見出しの例 | 載せる中身 |
|---|---|---|
| 1枚目 | 発表のタイトル | タイトル・名前・所属 |
| 2枚目 | Outline | 話す要点を、話す順に3つ前後 |
| 3枚目から | 要点ごとの見出し | 1枚に1つの要点と、それを支える図表 |
| 最後の1つ前 | Summary | 導入で予告した要点を同じ順で |
| 最後 | Questions? | 質問の受け付けとお礼 |
2枚目のOutlineは、導入で言う「Here’s an outline of what we’ll be covering today.(今日扱う内容の概要です)」と組になる見出しです。
この一文は、バンクーバー・コミュニティ・カレッジの資料に見通しを示す言い方として載っています。
スライドの並びと、口で言う見通しの順番をそろえておくと、聞き手は画面と話を同時に追えます。
本論スライドの見出し例
本論のスライドの見出しは、名詞だけで終わらせず、短い文にしておくと伝わり方が変わります。
| 名詞だけの見出し | 文にした見出し |
|---|---|
| Background | Why we need a new plan |
| Results | Results improved in three areas |
| Cost | The new plan costs less |
文にした見出しなら、聞き手はスライドを見た瞬間に「このページで何を言うのか」が分かります。
話し手にとっても、見出しの文がそのまま話す一言目になるので、言葉に詰まりにくくなります。
文字の大きさと量の目安
文字の大きさは、2つの大学の資料で目安が少し違います。
| 項目 | 目安 | 出どころ |
|---|---|---|
| 書体 | Times New RomanやArialなど読みやすいもの | サウサンプトン大学図書館 |
| 見出しの大きさ | 36〜44ポイント | サウサンプトン大学図書館 |
| 本文の大きさ | 20〜28ポイント | サウサンプトン大学図書館 |
| 本文の大きさ | 24ポイント未満にしない | York St John大学 |
| 1枚の中身 | 図を入れすぎない | サウサンプトン大学図書館 |
| 1枚の中身 | 1枚に1つの要点、詰め込まない | York St John大学 |
本文を24〜28ポイントにすれば、両方の目安に入る計算です。
文字を大きくすると1枚に入る量が自然に減るので、詰め込みすぎの歯止めにもなります。
英語プレゼンの練習法|1人の通しから人前のリハーサルまで
York St John大学の資料は、リハーサルを、時間配分と削る所を決める唯一の方法として位置づけています。
サウサンプトン大学図書館の案内が示すのは、練習を「1人で→録音→人の前で」と段階を分けて進める形。
英語プレゼンの練習は、1人で中身を覚える段階から、本番と同じ条件で通す段階へと順に上げていきます。
1人で声に出して通す
最初は1人で、中身を頭に入れるための練習をします。
つなぎのフレーズは、目で読むのではなく、口に出して覚えさせてください。
原稿を丸ごと覚えるより、要点と道しるべの言葉の順番を覚えるほうが本番で崩れにくくなります。
York St John大学の資料も、要点を広げて話せるよう準備し、スライドをそのまま読み上げないよう勧めています。
録音して聞き直す
次の段階は、自分の発表を録音して聞き直すことです。
聞き直すと、早口になった所や、つなぎの一言が抜けた所がすぐに分かります。
お手本の英語の音声があるなら、すぐあとを追って声を重ねるシャドーイングで、リズムを整える方法もあります。
お手本の音声に声を重ねる練習の進め方は、シャドーイングのやり方を5つの手順に分けた記事で整理しています↓

人の前で本番どおりに通す
仕上げは、友人や家族、勉強仲間など、実際の人の前での練習です。
サウサンプトン大学図書館の案内は、本番で使うスライドを使い、立って話し、声の大きさと速さまで本番に近づけるよう勧めています。
英語で聞いてもらえる相手が身近にいないなら、オンライン英会話の講師に聞いてもらうのも1つの手。
ビジネス向けの教材がある社を選びたいときは、ビジネス英語のオンライン英会話を比べた記事が参考になります↓

時間を計って削る
通しの練習は、時間を計りながら何度か繰り返します。
時間を超えがちな人は、質問などで延びる分の余白をあらかじめ見込んでおくのが安全です。
早く終わりがちな人には、ゆっくり話す練習を多めに入れるよう、サウサンプトン大学図書館の案内は勧めています。
話すときのメモに時刻の目印を書き込んでおけば、本番の途中でも進み具合が分かります。
緊張への備え
同じ案内によると、人は緊張すると話すのが速くなりがちです。
そのため本番ではふだんよりゆっくり話すこと、間をとって水を一口飲むのもよい、としています。
聞き手の目を見るのが苦手なら、同じ案内が挙げる、相手の髪のあたりや頭の少し上を見る方法も1つの手。
York St John大学の資料は、間違えても慌てず、ひと呼吸おいて前向きに続けるよう書いています。
言い間違えたら、To put it another way(別の言い方をすると)で言い直せば、話は止まりません。
1人でどこまで話す力を伸ばせるかは、スピーキングを一人で練習する方法の記事で試験の形式から整理しています↓

英語プレゼンについてよくある質問
英語で「プレゼンする」は何と言いますか?
give a presentationかmake a presentationと言います。
オックスフォード現代英英辞典の例文にも、give a presentationとmake a presentationの両方が登場。
「明日プレゼンをします」なら、I’m giving a presentation tomorrow.のように言えます。
「最後に」はFinallyとLastlyのどちらを使えばいいですか?
並べた項目の最後を示すならLastly、最後の要点を導くならFinallyを文頭に置いて使います。
Finallyには「やっと」という意味もあるので、文頭に置くのが安全です。
最後の項目を強めたいときはLast but not leastも使えます。
英語プレゼンの原稿は読み上げてもいいですか?
原稿を丸ごと読み上げるより、要点のメモを見ながら話すほうが向いています。
York St John大学の資料が勧めるのも、スライドをそのまま読まずに要点を広げて話せるよう準備すること。
サウサンプトン大学図書館の案内も、話すときのメモは箇条書きで作る形を示しています。
質問に答えられないときは何と言えばいいですか?
分からないことは分からないと認め、あとで連絡すると伝えるのが基本です。
ケンブリッジ英語辞典の例文 I’ll get back to you later with those figures.(その数字は後ほどお知らせします)が、そのまま使えます。
質問の意味がつかめないときは、答える前に確認を求めてかまいません。
英語プレゼンのスライドの文字は何ポイントにすればいいですか?
本文は24〜28ポイントにしておけば、サウサンプトン大学図書館とYork St John大学の両方の目安に入ります。
見出しは、サウサンプトン大学図書館の案内が36〜44ポイントを目安に挙げています。
英語プレゼンで緊張したときはどうすればいいですか?
ふだんよりゆっくり話すことを意識し、間をとって水を一口飲むのも1つの方法です。
サウサンプトン大学図書館の案内は、人は緊張すると話すのが速くなりがちだと説明しています。
道しるべの言葉を覚えておけば、言葉に詰まっても次の区切りから立て直せます。
英語プレゼンを仕上げる前に確かめること
ここまでを1行にすると、英語プレゼンは「構成を先に見せて、区切りごとに道しるべの言葉を言う」ことで組み上がります。
フレーズは場面ごとに1つか2つ覚えれば足ります。
大事なのは数を覚えることではなく、選んだフレーズを本番と同じ声と速さで言えるまで練習することです。
本番の前に見直す5つのこと
本番の前に、次の5つを手元で確かめておくと安心です。
- 導入で、話をいくつに分けるかを英語で言えるか
- 話題の切れ目ごとに、閉じる一言と移る一言が入っているか
- スライドの並びと、導入で言った順番がそろっているか
- 結論で、導入と同じ要点を同じ順番で言い直しているか
- 答えに詰まったときの一言を、1つは口に出して言えるか
5つがそろえば、英語が完ぺきでなくても、聞き手が迷わないプレゼンになります。
あとは時間を計って声に出して通し、長すぎる所を削るだけ。
参考文献
- Presentations: language expert(BBC Learning English 公式サイト)
- Presentations: opening(BBC Learning English 公式サイト)
- Presentation Skills: Signpost Language(Vancouver Community College Learning Centre 公式サイト)
- Presentation Skills(University of Southampton Library 公式サイト)
- Presentations: Study Development Factsheet(York St John University 公式サイト)
- presentation(Oxford Learner’s Dictionaries 公式サイト)
- finally(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- last but not least(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- get back to someone(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- lastly(Cambridge Dictionary 公式サイト)
英語プレゼンの練習を仕事の合間にどう入れるかは、社会人の1週間に英語の勉強を落とし込む記事が手がかりになります↓

本番まで日がなく、短い期間で人に見てもらいたいなら、1〜3ヶ月の短期集中スクールを比べた記事で総額と回数を確かめられます↓


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