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フォニックスとは?英語のつづりと発音のルール一覧と大人の学び方・アプリ選び

フォニックスとは?英語のつづりと発音のルール一覧と大人の学び方・アプリ選び

フォニックスは、子ども英語の教室や絵本でよく目にする言葉です。

ところが「結局どんなルールなのか」「大人が今から学んで意味があるのか」は、紹介する記事によって説明がばらばら。

この記事は、英語の辞書3冊、英国教育省(DfE)の教員向け資料、文部科学省の学習指導要領を読み、確かめられた範囲だけで並べ直したものです。

扱うのは、つづりを見て音を出す・音を聞いてつづるための規則と学び方だけに絞りました。

フォニックスは、英語の約44の音と、それを表すつづりの対応を覚える方法です。

26文字で約44の音を表すので、1文字1音では済みません。

2文字や3文字で1つの音を表すつづりも、段階を追って覚えていきます。

子ども向けの方法として知られる一方、英国の資料での位置づけは「読み方を学んでいるあらゆる年齢の児童・生徒」向けです。

※アプリの価格や内容は変更される場合があります。

最新の情報は各公式ページでご確認ください。

目次

【結論】フォニックスとは英語のつづりと音の対応を覚えて読む方法

フォニックス(phonics)は、文字が表す音を覚えて、英語を読めるようにする教え方です。

Cambridge Dictionaryは、文字が表す音を学ぶことにもとづいて人に読み方を教える方法、と定義しています。

Oxford Learner’s DictionariesとLongmanの定義も、「文字が表す音」を軸にした読み方の教え方という点で同じです。

つまりフォニックスは、発音の練習法である前に「読むための方法」です。

読めるようになる途中で、つづりから正しい音を引き出す力がつくため、結果として発音とリスニングの土台にもなります。

単語そのものの発音は、辞書に英国式の /ˈfɒnɪks/ と米国式の /ˈfɑːnɪks/ の2通りが載っています。

最初の o の音が英米で違うこと自体が、このあと見る「同じ文字でも音が1つに決まらない」例の1つです。

英国の学校で教える3つの柱

英国教育省の「The reading framework」は、体系的な合成フォニックス(SSP)の教え方に共通する点を3つ挙げています。

柱中身例
文字と音の対応(GPC)つづり1つが表す音を覚えるsh は ship の最初の音
ブレンディング(blending)音をつないで単語として読むc・a・t の3音をつないで cat
セグメンティング(segmenting)聞いた単語を音に分けてつづるcat を3つの音に分けて書く

読むときは音をつなぎ、書くときは音に分ける、この往復がフォニックスの中身です。

3つの柱のどれが欠けても、初めて見る単語を自力で読んだり書いたりできません。

発音記号との違い

発音記号(国際音声記号)は、音を専用の記号で書き表すしくみです。

フォニックスは記号を使わず、ふだん目にするつづりそのものから音を引き出します。

英国教育省の資料に載っている音とつづりの対応表も、地域ごとの発音の違いを反映させるため、あえて国際音声記号を使っていません。

日本の中学校の学習指導要領は、発音表記を補助として使えるとしたうえで、「発音と綴りとを関連付けて指導すること」と定めています。

発音記号は辞書で音を確かめる道具、フォニックスはつづりから音を予想する道具と分けて考えると混乱しません。

メリットと限界

フォニックスが身につくと、初めて見る単語でも、つづりから音の見当をつけられます。

逆に、聞いた単語を音に分ければ、つづりの候補を書き出せます。

一方で、英語のつづりと音は1対1ではありません。

英国の資料は、said の ai が /e/ を表す例を挙げ、こうした語を「common exception words」として別に教えるとしています。

例外語はルールの外で覚える、という前提で学ぶのが現実的です。

フォニックスの仕組み|英語の約44音と26文字の対応

仕組みは、英国教育省の資料が使う3つの言葉で押さえると見通しがよくなります。

音素は意味を分ける最小の音

音素(phoneme)は、意味の違いを生む最小の音の単位です。

gap と cap の違いは、最初の /g/ と /k/ の違いだけです。

英語には母音の音素が約20、子音の音素が約24あり、合わせて約44になります。

地域によって発音が違うため、正確な数は決められないと資料自身が注記しています。

書記素は1音を表す文字の組

書記素(grapheme)は、1つの音を表す文字のまとまりです。

1文字とは限らず、2文字・3文字・4文字で1つの音を表すことがあります。

書記素の長さつづり単語の例
1文字bbig
2文字(ダイグラフ)shship
2文字(離れたダイグラフ)a-emake
3文字(トリグラフ)ighlight
4文字ough・eighbough・weight

cat は3文字で3音、catch は5文字で3音、caught は6文字で3音です。

文字の数ではなく、音の数で単語を区切るのがフォニックスの見方です。

対応が1つに決まらない理由

英語は宗教や侵略、交易を通じて、多くの言語から語を取り込んできました。

人々が聞こえたとおりにつづっていた時代があり、発音も時代とともに変わったため、1つの語に多くのつづりが生まれました。

英国の資料は、night がかつて naecht・nyht・nighte など何通りにもつづられていた例を載せています。

その結果、英語のつづりと音の関係は次の3つの形をとります。

関係例
1つのつづりが、ふつうは1つの音を表すb(big)・sh(fish)・air(hair)
違うつづりが、同じ音を表すold・boat・crow・toe・stone・dough の o・oa・ow・oe・o-e・ough は同じ音
同じつづりが、別の音を表す(数は少ない)ea は neat・head・great で3通り

資料によると、よく使う対応だけで70を超え、まれなものまで含めると数百あります。

全部を覚える必要はない、というのがここでの要点です。

英国のプログラムは、多くの単語を読める対応から順に教え、まれな対応は読みながら当てはめていく組み立てをとっています。

フォニックスのルール一覧|英国の教員用資料の順番で並べた

ここからは、英国教育省がかつて学校向けに配っていた「Letters and Sounds」の順番で、ルールを並べます。

この資料はいまでは古くなったとして取り下げられ、学校は国が認定したフォニックスの教え方から選ぶ形に移っています。

それでも、文字と単語の例が段階ごとにそろっているため、音を覚える順番の目安としては読みやすい資料です。

Letters and Soundsはフェーズ1からフェーズ6までの6段階で、文字を使うのはフェーズ2からです。

最初の19文字(フェーズ2)

フェーズ2の目的は、少なくとも19の文字を教え、文字を使ったブレンディングとセグメンティングに進むことです。

期間は最長6週間で、1週に1セットずつ進む順番が示されています。

セット教える文字
1s・a・t・p
2i・n・m・d
3g・o・c・k
4ck・e・u・r
5h・b・f/ff・l/ll・ss

文字は「エス」「エイ」という名前ではなく、/s/ や /a/ という音で覚えます。

最初の4文字だけで、sat・pat・tap などの単語がもう読めます。

この段階の終わりには、子音と母音を組み合わせた短い単語を読み、つづれることが目標です。

同時に、the・to・go・no の4語をルールの外の「tricky words」として覚えます。

2文字で1音のつづり(フェーズ3)

フェーズ3では、j・v・w・x・y・z・zz・qu の残りの文字に加えて、25の書記素を教えます。

その多くは、2文字で1つの音を表すダイグラフです。

つづり単語の例つづり単語の例
chchiparfarm
shshoporfor
ththin・thenurhurt
ngringowcow
airainoicoin
eefeeteardear
ighnightairfair
oaboaturesure
ooboot・lookercorner

この段階で約42の音素をつづりで表せるようになり、vision の真ん中の音だけはフェーズ5に回されます。

sh や ch は、2文字をまとめて1つの音として読むのがルールです。

英国の資料は、書記素を別々の文字ではなく1つのまとまりとして扱うよう、手順の中で注意しています。

子音の連続と長い単語(フェーズ4)

フェーズ4では新しいつづりを増やさず、子音が続く単語と、音節が2つ以上ある単語で知識を固めます。

例えば stream の s・t・r は3つの別々の音で、1つの音にはまとめません。

新しいつづりとmagic e(フェーズ5)

フェーズ5では、新しいつづりを1週におよそ4つのペースで足していきます。

種類つづりと単語の例
母音を表すつづりay(day)・ou(out)・ie(tie)・ea(eat)・oy(boy)・ir(girl)・ue(blue)・aw(saw)・ew(new)・oe(toe)・au(Paul)
子音を表すつづりwh(when)・ph(photo)
離れたダイグラフa-e(make)・e-e(these)・i-e(like)・o-e(home)・u-e(rule)

最後の行の「離れたダイグラフ(split digraph)」は、教え方によっては「magic e」と呼ばれるルールです。

英国の資料には、tie の ie を i と e に切り離し、間に m を挟んで time にする教え方が載っています。

母音字と単語の最後の e が離れていても、2つで1つの音を表すと考えます。

ただし some・come・have は e で終わっていても離れたダイグラフではない、というのが資料の注記です。

同じつづりの別の読み方(フェーズ5)

フェーズ5の後半では、すでに習ったつづりの別の読み方を学びます。

つづり読み方が分かれる単語の例
ifin・find
ohot・cold
ccat・cent
ggot・giant
eaeat・bread
owcow・blow
ietie・field
chchin・school・chef
ouout・shoulder・could・you
yyes・by・very

英国の資料は、こうした語では読み方を試し、正しいほうを見つける必要があると教えさせています。

1つ目の読み方で知っている単語にならなければ、2つ目の読み方を当ててみます。

自動で読める段階(フェーズ6)

フェーズ6に入るころには、よく使う文字と音の対応はほぼ身についている想定です。

読み方は3通りで、見慣れた単語はそのまま、知らない単語は黙って素早く音をつなぎ、それでも難しければ声に出して音をつなぎます。

資料は各段階の冒頭で、フォニックスは単語を見てすぐ分かるようになるための「踏み台」だと繰り返しています。

フォニックスで英語の発音を整えるときの3つの注意点

フォニックスは読むための方法ですが、1つ1つの音を正しく出せないと、つないだときに別の単語に聞こえます。

ここでは、フォニックスの音を出すときに英国の資料が注意している点だけを取り上げます。

子音のあとに母音を足さない

英国教育省の資料は、教える側が子音を発音するとき、あいまいな母音を足さないよう求めています。

sport を読むなら、/suh/ /puh/ /or/ /tuh/ より /s/ /p/ /or/ /t/ のほうが音をつなぎやすい、という例です。

日本語のカナは「ス」「プ」のように、子音と母音がセットになった文字がほとんどです。

カナ読みのまま子音を言うと、音をつないだときに余分な母音が入ります。

子音を出し方で分ける

資料は、子音を単独で出すときの注意を、出し方ごとにまとめています。

出し方音(単語の例)
息だけで出す音p(pin)・t(top)・k(key)・ch(chip)・f(fish)・th(thin)・s(sun)・sh(ship)・h(hat)
声を伴う音r(run)・l(lip)
小さな母音なしでは聞こえにくい音b(boy)・d(dog)・g(go)・j(jet)
ブンと響く音v(van)・th(that)・z(zip)・vision の真ん中の音
鼻に抜ける音m(man)・n(nut)・ng(ring)
母音に寄せて出す音w(wet)・y(yes)

同じ th でも、thin は息だけの音、that は響く音に分かれています。

つづりが同じでも、音の出し方まで同じとは限りません。

英米と地域で母音が変わる

英国の対応表は、一部の母音に地域差があると注記しています。

例えば南イングランドでは put と but の u が違う音、北部では同じ音です。

冒頭で見たとおり、phonics という単語自体も英米で母音の音が違います。

教材の発音は英米どちらかに統一すると、音の基準がぶれません。

発音練習全般の手順はこの記事では扱わず、つづりと音の対応に絞っています。

聞き取れない原因が音の側にあるのか、語彙や速さの側にあるのかを切り分けたいときは、英語リスニングの勉強法を原因別に整理した記事が役に立ちます↓

フォニックスの学び方|読む・書くを往復する5つの手順

英国の資料は、1回の授業を「復習→新しい音を教える→練習→文で使う」の流れで組み立てています。

独学でも、この順番をそのまま1回の練習の型にできます。

手順1|文字を名前でなく音で言う

s を見たら「エス」ではなく /s/、a を見たら「エイ」ではなく /a/ と言います。

最初のセットは s・a・t・p の4文字で十分です。

手順2|音をつないで読む

s・a・t を1音ずつ言い、最後に1つの単語として sat と言います。

音をつなぐ練習は、はじめは必ず声に出して行います。

手順3|聞いた単語を音に分けて書く

単語を1つ聞いたら、指を1本ずつ立てながら音に分けて言います。

英国の資料にある手順で、立てた指の数がそのまま書く書記素の数です。

そのうえで、音ごとにつづりを書き出します。

手順4|2文字のつづりと例外語を足す

フェーズ3とフェーズ5の表を、1回に数個ずつ足していきます。

同じ回に、said のような例外語を、どの部分が例外なのかに印をつけて覚えます。

英国の資料でも、例外語は「規則から外れている部分」に注目させて教える方針です。

手順5|読めた単語は丸ごと読む

何度も音をつないで読んだ単語は、やがて見ただけで分かるようになります。

英国の資料は、そうなった単語はそのまま読ませ、知らない単語にだけフォニックスを使わせるとしています。

フォニックスは、使わなくても読める単語を増やすための途中の道具です。

音をつないで読めるようになった文を、まとまった英文の音読に広げるときは、音読のやり方を4つの手順にまとめた記事を参考にしてください↓

大人のフォニックスはどこから始めるか

英国の資料は、体系的なフォニックスを「読み方を学んでいるあらゆる年齢の児童・生徒」向けとしています。

学年が上がっても読みにつまずいている生徒のために、フォニックスで追いつかせる節も設けています。

大人を対象にした資料ではありませんが、年齢を理由に避けるべきだという記述は見当たりません。

日本の学校で習った範囲

小学校の学習指導要領は、文字の読み方を聞いてどの文字か分かること、活字体の文字を見てその読み方を発音することを目標に入れています。

中学校では、「発音と綴りとを関連付けて指導すること」と定められています。

つまり学校でもつづりと音の関係には触れますが、フォニックスの表を段階ごとに覚える形とは限りません。

中学英語を単元の順に戻しながら、つづりと音もあわせて確かめたいときは、中学英語のやり直しを単元の順番で整理した記事にまとめています↓

大人が先に見る3つの表

大人は、短い単語の多くをすでに見た目で覚えています。

そのため1文字の音から全部やり直すより、次の3つの表を先に確かめるほうが早く抜けが見つかります。

  • 2文字で1音のつづり(sh・ch・th・ng・ee・oa など)
  • 離れたダイグラフ(a-e・i-e・o-e など)
  • 同じつづりの別の読み方(ea・ow・ou・ch など)

そのうえで、子音のあとに母音を足さずに出せているかを、表の音で1つずつ確かめます。

意味のない綴りで試す

英国では、Year 1という学年の子どもが6月に、40語を読むフォニックスの確認テストを受けます。

40語は20語ずつ2つに分かれ、実在の語と、規則どおりに読めるが意味を持たない「疑似語」が混ざっています。

疑似語を入れるのは、知っている単語を見た目で当てていないかを確かめるためです。

大人の独学でも、意味のない綴りを自分で作って声に出すと、見た目に頼らず読めているかが分かります。

例えば、次のような綴りを表の音だけで読んでみます。

  • shap=sh・a・p の3つの音
  • ploon=p・l・oo・n の4つの音
  • dize=d・i-e・z の3つの音(i-e は離れたダイグラフ)

読めなかった綴りが、まだ身についていない表の行です。

独学全体の順番の中で、フォニックスをどこに置くかを決めたいときは、英語の独学で何から始めるかを順番に決めた記事で確かめられます↓

フォニックスのアプリと教材を選ぶ4つの基準

フォニックスのアプリは、多くが子ども向けに作られています。

大人が使うときは、絵や歌の楽しさより、次の4点で選びます。

基準確かめること
扱うつづりの範囲1文字の音で終わらず、ダイグラフと離れたダイグラフまで入っているか
音声子音を単独で、余分な母音なしに聞かせているか
読む・書くの両方音をつなぐ練習と、聞いてつづる練習の両方があるか
発音の基準英米どちらの発音か、説明に書かれているか

App Storeで公開されている2つのアプリを、この基準で見ると次のようになります。

アプリ(開発元)価格(App Storeの表示額・税込/税抜の明記なし)中身の範囲
フォニックス1(winlink co. ltd.)150円基本の子音とはじめの音を、聞いて選ぶ・絵を見て選ぶ・つづる練習で学ぶ
Hooked on Phonics Learning(Hooked on Phonics)無料・アプリ内購入あり(月額2,000円などのプラン)読み・算数・スペルを扱う子ども向けの総合アプリで、言語は英語のみ

フォニックス1は、説明文で「基本の子音とはじめの音」を扱う回と書かれており、2文字以上のつづりは範囲に入っていません。

Hooked on Phonicsは、App Storeの表記で対象年齢が0〜5歳とされています。

大人が2文字以上のつづりまで進むなら、アプリ1本で表の全部が埋まるかを先に確かめてください。

紙の教材を選ぶときも、同じ4つの基準がそのまま使えます。

フォニックスに限らず、英語学習アプリ全体を目的と料金で比べたいときは、英語学習アプリを目的別に比べた記事が入口になります↓

子どもと一緒に英語を始めるなら、子ども向けオンライン英会話をレッスン時間と料金で比べた記事もあわせて読んでおくと選びやすくなります↓

フォニックスについてよくある質問

フォニックスとは簡単にいうと何ですか?

英語のつづりと音の対応を覚え、音をつないで読み、音に分けて書く方法です。

辞書では、文字が表す音にもとづいて読み方を教える方法と定義されています。

フォニックスを覚えれば英語の単語はすべて読めますか?

すべては読めません。

英国教育省の資料によると、つづりと音のよく使う対応は70を超え、まれなものを含めると数百あります。

said のような例外語は、どこが例外かに印をつけて別に覚えます。

大人がフォニックスを学ぶ意味はありますか?

あります。

英国の資料での位置づけは、読み方を学ぶあらゆる年齢の児童・生徒向けです。

大人は1文字の音より、2文字のつづりと別の読み方の表から確かめると抜けが早く見つかります。

フォニックスと発音記号はどちらを先に学ぶべきですか?

役割が違うため、どちらか一方だけで済ませる必要はありません。

フォニックスはつづりから音を予想する道具で、発音記号は辞書で音を確かめる道具です。

日本の中学校の学習指導要領も、発音と綴りを関連付けたうえで、発音表記を補助に使えるとしています。

magic e(マジックe)とは何ですか?

make の a と e のように、離れた2文字で1つの母音を表すつづりの呼び方の1つです。

英国の資料では「split digraph(離れたダイグラフ)」と呼んでいます。

some・come・have は e で終わっていても、このルールには当たりません。

フォニックスはイギリス英語とアメリカ英語で違いますか?

文字と音を対応させる考え方は同じですが、一部の母音は発音が違います。

phonics という単語も、辞書には英国式と米国式の2つの発音が載っています。

教材を選ぶときは、どちらの発音を基準にしているかを確かめてください。

フォニックスを始める前に決めること

ここまでを1行にすると、フォニックスは約44の音とそれを表すつづりの対応を覚え、音をつないで読み、音に分けて書く方法です。

子どもは1文字の音から段階を追って進み、大人は2文字以上のつづりと別の読み方の表から確かめると効率的です。

例外語はルールの外として、どこが例外かに印をつけて覚えます。

表を全部覚えることが目的ではなく、見ただけで読める単語を増やすことが目的です。

今日からやること

はじめの1日は、次の4つだけで十分です。

  • s・a・t・p の4文字を、名前でなく音で言ってみる
  • 子音のあとに母音が入っていないかを、録音して聞き直す
  • フェーズ3の表から、読み方があいまいなつづりに印をつける
  • 意味のない綴りを3つ作り、表の音だけで読んでみる

印をつけたつづりが、次の練習で足していく行になります。

参考文献

フォニックスで読める単語が増えてきたら、辞書なしで読める本の選び方をまとめた多読の記事で読む量を増やしていけます↓

音を正しくつなげるようになったあとで、聞いた英語をそのまま追いかける練習に進むなら、シャドーイングのやり方を5つの手順に分けた記事へ↓

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