
社会人が英語の勉強法で失敗するのは、内容ではありません。
置き場所で失敗します。
よい勉強法を見つけても、1日のどこでやるかを決めていないと実行されません。
平日に毎日1時間という前提で組むと、残業が2回あった週に崩れます。
この記事は、平日と休日を別の役割に分けて1週間に落とす組み立てです。
平日は15分で終わる作業だけを置き、積み上げる作業は休日に寄せました。
分量はこの記事が決めた目安で、研究から出した数字ではありません。
【結論】社会人の英語の勉強法は平日と休日で役割を分ける
結論から書きます。
1週間の形はこうなりました。
| いつ | やること | 時間 | 役割 |
|---|---|---|---|
| 平日(月〜金) | 語彙を15分 | 15分×5 | 切らさないこと |
| 休日のうち1日 | 文の形か長文を60分 | 60分 | 積み上げること |
| 休日のうち1日 | 音読と録音を30分 | 30分 | 確かめること |
| 週に1回 | 相手がいる場で話す | 25分前後 | 使うこと |
合計で週3時間ほどです。
平日は切らさないだけ、休日に積み上げるのが社会人の形です。
平日に積み上げる作業を置くと、忙しい日に飛ばすことになります。
飛ばした日があると、翌日に戻すのが重くなって週ごと崩れる。
逆に15分の作業だけなら、残業の日でも通せます。
平日に置く英語の勉強法は15分で終わるものだけ
平日に置くものの条件は1つだけです。
中断しても損が出ない作業であること。
| 平日に向く作業 | 向く理由 |
|---|---|
| 語彙を覚える | 1語ずつで区切れるので、途中でやめても損が出ない |
| 前日に間違えた形の見返し | 1分で終わる |
| 短い音声を1本聞く | 移動中にできる |
| 音読を5分だけ | 区切りのいい文単位で止められる |
逆に平日に向かないのは、区切りの悪い作業です。
- 長文を1本通して読む=途中でやめると最初から読み直しになる
- 文の形を新しく1単元やる=中断すると理解が途切れる
- 過去問を時間を計って解く=まとまった時間が前提
- 英作文を書く=書き終わらないと確かめられない
平日に区切りの悪い作業を置くと、忙しい週にまとめて飛びます。
置き場所を間違えているだけで、作業そのものが悪いわけではありません。
休日に置く英語の勉強法は積み上げるものだけ
休日には、平日に置けなかった作業を寄せます。
まとまった時間が必要な作業をここに置きます。
文の形が抜けているなら単元を1つ、読む力を伸ばすなら長文を1本。
どちらをやるかは、その月に決めて途中で替えないほうがいい。
平日に5分ずつ読んだ文章を、休日にまとめて3回通します。
最後の1回だけ録音し、自分の声を聞き返します。
毎日録音する必要はありません。
週に1回でかまいません。
ここは勉強ではなく、覚えた言い回しが出てくるかを確かめる場です。
出てこなかった言い回しをメモして、翌週の語彙の枠に入れます。
最後に5分だけ、翌週に覚える語の数を決めます。
決めておくと、平日に迷う時間が消える。
決めなかった週は、平日の15分が探す時間に変わってしまう。
休日の最後に翌週の分量を決めると、平日に迷う時間が消えます。
この5分が、1週間でいちばん割のいい時間です。
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英語の勉強法が崩れた週の戻し方
崩れる週は必ず来ます。
戻し方を先に決めておくと、崩れたまま終わりません。
| 崩れ方 | 戻し方 |
|---|---|
| 平日を2日飛ばした | 飛ばした分を足さず、その週はそのまま進める |
| 休日の60分が取れなかった | 翌週に回し、2週に1回の形に落とす |
| 1週間まるごと飛んだ | 前の週の語彙だけ見返してから再開する |
| 2週間以上空いた | 分量を半分にして再開する |
| 話す場を飛ばした | 翌週に2回入れず、1回に戻す |
どの行も、飛ばした分を足さないのが共通です。
飛ばした分を足すと、戻ったその週にまた崩れます。
足さずに元の分量で再開するほうが、長く残る。
1週間の形は、崩れない前提で作るものではありません。
崩れたあとに戻れる前提で作るものです。
目的別に英語の勉強法の割り方を変える
同じ3時間でも、目的で割り方が変わります。
| 目的 | 増やすところ | 減らすところ |
|---|---|---|
| 仕事の会議で聞き取る | 音声を聞く時間 | 英作文 |
| メールを書く | 文の形と英作文 | 話す場 |
| 試験の点を上げる | 問題を解く時間 | 話す場 |
| 旅行で使う | 言い回しの音読 | 文の形 |
| なんとなく伸ばしたい | 語彙と音読 | 試験の対策 |
平日の語彙15分は動かしません。
ここだけは目的と関係なく土台になります。
変えるのは、休日の60分の中身だけ。
目的が複数あるときは、1つに絞って3か月だけ回してください。
同時に2つ追うと、どちらも手応えが出ないまま時間が過ぎます。
3か月たったら、次の目的に休日の60分を渡す。
平日の枠は動かさないので、切り替えても積み上げたものは消えません。
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社会人の英語の勉強法についてよくある質問
社会人は1日どれくらい英語を勉強すればいいですか?
平日は15分で足ります。
平日に1時間を置くと、残業が2回あった週にまとめて飛びます。
積み上げる作業は休日に寄せて、週で3時間ほどになる形が通しやすいでしょう。
朝と夜のどちらに勉強するのがいいですか?
予定が入りにくいほうに置いてください。
どちらが良いかより、毎日同じ場所に置けるかが続くかどうかを決めます。
通勤の時間に置けるなら、そこがいちばん動かされにくい枠になります。
平日にまったく時間が取れない週はどうすればいいですか?
前の日に間違えた形を1分見返すだけでかまいません。
ゼロの日を作らないほうが、翌週に戻るのが軽くなります。
飛ばした分を翌週に足すのはやめてください。
社会人の英語の勉強法で最初にやることは何ですか?
語彙の枠を平日に固定することです。
教材を選ぶより先に、1日のどこに置くかを決めてください。
置き場所が決まっていない勉強法は、内容が良くても実行されません。
独学だけで足りますか?
読む・聞く・覚えるは独学で進みます。
足りなくなるのは、発音や書いた文を直してもらう場面と、相手に返す場面の2つです。
週に1回だけ相手がいる場を置くと、この2つが埋まりやすくなります。
社会人の英語の勉強法で最後に決める3つ
最後に、始める前に決めることだけを置きます。
| 決めること | この記事の答え |
|---|---|
| 平日に置くもの | 語彙15分だけ |
| 休日に置くもの | 単元か長文60分+音読と録音30分 |
| 話す場 | 週に1回25分前後 |
| 崩れたとき | 飛ばした分は足さない |
| 翌週の分量 | 休日の最後に5分で決める |
| 目的で変えるところ | 休日の60分の中身だけ |
勉強法を選ぶ前に、1週間のどこに置くかを決めてください。
置き場所が決まれば、内容はあとから差し替えられます。
逆に置き場所が決まっていないと、どんな内容でも3週目に消える。
足りないのは時間ではありません。
15分の枠を1つ作るだけで、週の形は組み上がっていきます。
枠が1つ動かずに残っていれば、忙しい月でもゼロには戻りません。
そこから休日の60分を足し直すのは、最初に始めるときよりずっと軽い作業です。
だから社会人の勉強法は、増やす設計より戻せる設計で考えるほうがいい。
参考文献
- VOA Learning English(英語学習者向けの音声・動画)(VOA Learning English 公式サイト)
- BBC Learning English(英語学習者向けの音声・動画)(BBC Learning English 公式サイト)
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