
シャドーイングをアプリでやろうとすると、まず数の多さで止まります。
名前を並べて比べても、どれが自分に合うのかは出てきません。
先に決めるのは、アプリの名前ではなく必要な機能のほう。
要る機能は5つだけです。
この記事は、その5つを条件表にして、無料と有料でどこが変わるのかを並べたものです。
個々のアプリの料金や機能は書きません。
中身は入れ替わるので、名前で選ぶと次の更新で合わなくなります。
かわりに、ストアの説明文を見た瞬間に判断できる形にしました。
【結論】シャドーイングのアプリは5つの機能で絞れる
結論から書きます。
この練習に使うなら、次の5つが揃っているかだけを見ます。
| 要る機能 | 何のために要るか | 無いときに起きること |
|---|---|---|
| 台本(スクリプト)の表示 | 聞き取れない原因を語彙と音に分けるため | 原因が分けられず、同じ場所で止まり続ける |
| 区間リピート(AB再生) | 言えない3語だけを繰り返すため | 毎回頭から聞き直すことになり、回数が落ちる |
| 再生速度の変更 | 速すぎる音声を一時的に落とすため | 速い音声を使えず、教材の選択肢が狭くなる |
| 録音と聞き返し | 自分の声がどう出ているかを確かめるため | 発音のずれに気づけない |
| 続けた回数の記録 | 減っていくものを目で見るため | 手応えが分からず、数日でやめる |
このうち1つでも欠けるなら、別のアプリを見たほうが早いです。
逆に、5つが揃っているなら無料のもので足ります。
有料でしか手に入らない機能は、この5つの外側にあります。
シャドーイングのアプリで無料と有料が変わるところ
無料と有料の差は、練習の中身ではありません。
変わるのは、教材の量と採点の有無です。
| 比べるところ | 無料でできること | 有料で足されること |
|---|---|---|
| 教材の数 | 公開されている音声の範囲 | レベル別に並べ替えた音声が増える |
| 台本 | ある場合とない場合に分かれる | 全文の台本が前提で付く |
| 採点 | 自分の耳で判断する | 発音や言えた割合を機械が出す |
| 進み方の管理 | 自分で記録する | 次にやる音声を提示してくれる |
| 広告 | 入ることがある | 外れる |
この表で有料に寄せたくなるのは、3行目の採点でしょう。
ただ、採点が付いても練習の順番は変わりません。
採点は手応えを数字に変えるだけで、練習そのものを置き換えません。
まず無料で5つの機能を確かめ、記録が面倒になった段階で有料を見る。
この順番なら、使わない機能に払わずに済みます。
シャドーイングのアプリをストアの画面で見分ける手順
入れてから違うと気づくのを避けるために、入れる前に確かめる順番を決めます。
台本が出るかどうかが最初の関門です。
どの言葉で書かれているかはアプリによって違います。
3つのどれも出てこないなら、台本は付かないと考えてかまいません。
再生画面に、速度の数字と区間を選ぶ印があるかを見ます。
説明文に書いていなくても、画面に写っていれば付いています。
逆に、説明文にあって画面に無いときは、有料でしか出ない機能のことが多い。
録音が無いアプリは、発音の確かめに使えません。
別の録音アプリで代わりにできるので、ここは必須から一段下げてもいい。
ただし切り替えの手間が増えると続きません。
最初の数本だけ無料という形がよくあります。
同じ音声を1週間続ける使い方なら、数本でも足ります。
足りなくなるのは2週目からなので、そこで判断すれば十分です。
この4手順は、どれもアプリを入れる前に画面で確かめられます。
入れる前に見るのは説明文ではなく、再生画面のスクリーンショットです。
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シャドーイングのアプリ選びで失敗する3つの型
選び方を間違えたときの形は、だいたい3つに分かれます。
教材の数で選ぶ
音声が何千本入っているかは、この練習ではほとんど関係ありません。
同じ音声を1週間続けるので、必要な本数は月に4本ほど。
数の多さは、毎回ちがう音声に手を出す原因になります。
採点の精度で選ぶ
採点は、言えた割合を数字にして見せてくれるものです。
数字が出ると練習した気になりますが、直す場所は自分で決めることになります。
採点より、言えなかった場所を記録できるかのほうが役に立ちます。
有名さで選ぶ
名前を聞いたことがあるかどうかは、5つの機能とは関係ありません。
よく名前が出るアプリでも、台本が付かないものはあります。
見るのは名前ではなく、台本・区間リピート・速度・録音・記録の5つだけです。
シャドーイングのアプリを使わない形も成り立つか
5つの機能は、アプリでなくても手に入ります。
音声の再生と台本が別々でもかまわないなら、組み合わせで足ります。
- 音声=学習者向けに無料で公開されている音声や動画
- 台本=その音声と一緒に置かれている英語の文字
- 区間リピート=動画の再生位置を手で戻す
- 録音=端末にもともと入っている録音アプリ
- 記録=紙のノートに日付と数だけ書く
手間は増えますが、できないことは1つもありません。
アプリの利点は、この5つが1画面に揃っていることです。
切り替えの手間が減るぶん、1回の練習が短く終わる。
そこに価値を感じないなら、アプリを探す時間のほうが損になります。
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シャドーイングのアプリについてよくある質問
シャドーイングのアプリは無料でも足りますか?
台本・区間リピート・速度変更・録音・記録の5つが揃っているなら無料で足ります。
有料で足されるのは教材の量と採点で、練習の順番は変わりません。
記録を手で付けるのが面倒になった段階で有料を見れば十分です。
台本が出ないアプリは使えませんか?
聞き取れない原因を語彙と音に分けられないので、この練習には向きません。
どうしても使いたいときは、台本だけ別の場所で手に入れてください。
画面を2つ行き来する形になるので、続きにくいのは覚えておいたほうがいい。
採点の機能は必要ですか?
必須ではありません。
採点は言えた割合を数字にするもので、どこを直すかは自分で決めることになります。
それより、言えなかった場所を記録できるかを先に見てください。
アプリは何本も入れたほうがいいですか?
1本に絞ったほうが続きます。
同じ音声を1週間続ける使い方なので、教材の数はほとんど要りません。
本数を増やすと、毎回ちがう音声に手を出す原因になります。
速度を落として練習してもいいですか?
一時的に落とすのはかまいません。
ただし落とした速度で言えるようになっても、元の速さでは言えないままになりやすい。
最後の3回は必ず元の速さに戻してください。
シャドーイングのアプリ選びで最後に見る5行
最後に、ストアの画面で見るところだけをまとめます。
| 見るところ | ここを見ればわかる |
|---|---|
| 台本が出るか | 説明文の「スクリプト」「字幕」「テキスト」 |
| 区間リピートがあるか | 再生画面のスクリーンショット |
| 速度を変えられるか | 再生画面の速度の数字 |
| 録音できるか | 再生画面の録音ボタン |
| 続けた回数が残るか | 記録や履歴の画面 |
5行とも画面で確かめられるので、入れてから後悔する形は避けられます。
名前で選ぶのをやめれば、選び直しの回数も減る。
中身が入れ替わっても、見るところは変わりません。
参考文献
- VOA Learning English(英語学習者向けの音声・動画)(VOA Learning English 公式サイト)
- BBC Learning English(英語学習者向けの音声・動画)(BBC Learning English 公式サイト)
- TED Talks(講演の動画一覧)(TED 公式サイト)
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