
英語の音読のやり方は、声に出して読むだけ、で説明が終わってしまいます。
だから始めやすいのに、2週間で手が止まる人が多い。
止まる原因は分量の決め方です。
長い文章を一気に読むと、終わりが見えないまま日が過ぎます。
この記事は、1回15分・100語前後・同じ文章を3回という形に落とした進め方です。
数字は研究から出したものではなく、終わりを決めるための目安にすぎません。
手順は4つだけで、順番を入れ替えないことだけを守ります。
【結論】英語の音読のやり方は4手順・1回15分・同じ文章を3回
結論から書きます。
先に決めるのは手順ではなく、分量と終わりの目安です。
| 先に決めること | この記事で決めた形 | そう決めた理由 |
|---|---|---|
| 1回の長さ | 15分 | 声を出す練習は長くすると喉が先に疲れる |
| 1回で読む量 | 100語前後 | 3回読み切れる量に収める |
| 同じ文章を読む回数 | 3回 | 2回目までは語を1つずつ追う段階で終わる |
| 次へ進む目安 | 返り読みをせずに最後まで読める | 速さを測るより自分で判断できる |
| やらないこと | 意味を確かめずに読む | 意味を通していない文は処理の単位が変わらない |
音読のやり方で先に決めるのは、手順ではなく分量です。
100語というのは、英語の文章でだいたい5文から7文。
1ページを読み切る形にすると、3回まで届きません。
1回で終わる量に切ってから始めるほうが、結果として進みます。
英語の音読のやり方|4つの手順を順番どおりに
ここからが本体です。
まず100語前後で範囲を区切ります。
次に、その範囲の中で意味の分からない語を調べます。
訳を全部作る必要はありません。
知らない語がゼロになっていれば、それで次に進んでいい。
音声が手に入るなら、読む前に1回だけ聞きます。
ここで聞くのは、息を切る場所と強く読む語を確かめるためです。
音声が無い文章なら、この手順は飛ばしてかまいません。
ただし飛ばした回は、自分の思い込みの音で固まりやすいと覚えておいてください。
1回目は速さを捨てます。
語を1つずつ、全部の音を出し切るつもりで読みます。
つまずいた場所には、その場で台本に線を引く。
この1回目は、読めない場所を見つけるための回です。
2回目と3回目は、話すときの速さに戻します。
線を引いた場所だけは、少しゆっくりでかまいません。
3回目に返り読みをせずに最後まで行けたら、その範囲は終わりです。
行けなかったら、翌日に同じ範囲をもう1回だけ回します。
手順3の「速さを捨てる」が、いちばん守られません。
最初から速く読もうとすると、区切りが崩れて意味が切れます。
1回目はゆっくり、2回目と3回目で速さを戻すのが順番です。
英語の音読のやり方で迷う15分の使い方
15分の割り方を決めておくと、毎回同じ形で回せます。
| 手順 | かける時間 |
|---|---|
| 手順1 範囲を区切り意味を確かめる | 5分 |
| 手順2 音声を1回聞く | 1分 |
| 手順3 ゆっくり1回読む | 3分 |
| 手順4 速さを戻して2回読む | 5分 |
| 線を引いた場所を見返す | 1分 |
2日目以降、手順1は1分で終わります。
同じ範囲を続けるときは、調べ直す語がもう無いからです。
浮いた4分は手順4に足して、回数を増やしてください。
日が進むほど、声を出す時間の割合が増える形にしてあります。
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英語の音読のやり方に合う文章の選び方
文章は、長さと知らない語の数で選びます。
面白さは選ぶ理由にしません。
| 見るところ | 選ぶ条件 | 理由 |
|---|---|---|
| 長さ | 100語前後で区切れる | 3回読み切れる量にする |
| 知らない語の数 | 100語に3語まで | 調べる時間が5分を超えない |
| 音声 | あるほうがよい | 息を切る場所を確かめられる |
| 話題 | 内容を知っているもの | 意味を通すのに時間を取られない |
| 文章の種類 | 会話文より説明文 | 話し手が変わる場所でつまずかない |
2行目がいちばん大事な条件です。
知らない語が10語を超えると、調べる時間だけで15分が終わります。
知らない語が多すぎる文章は、音読の材料になりません。
その文章は読み物として別に扱い、音読には易しいものを当ててください。
逆に、知らない語がゼロの文章でも音読の材料になります。
やさしすぎて意味がないのではないかと感じるかもしれませんが、音読が変えるのは語彙ではなく読む速さです。
知らない語がない文章のほうが、区切りと速さだけに集中できる。
英語の音読のやり方でつまずく3か所
同じ場所で止まる人が多いので、直し方だけ書きます。
喉が疲れて続かない
声の大きさを半分にしてください。
音読は大きな声を出す練習ではありません。
自分に聞こえる範囲でいちばん小さい声が、いちばん長く続く。
3回読む前に飽きる
範囲が長すぎるのがほぼすべての原因です。
100語を50語に切ってください。
3回読み切れたという記録のほうが、長く読んだ記録より残ります。
読めているのか分からない
判断の目安を1つだけ置きます。
返り読みをせずに最後まで行けたかどうかです。
速さを測るより、戻らずに読めたかで判断するほうが迷いません。
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英語の音読のやり方についてよくある質問
英語の音読は1日何分やればいいですか?
この記事では1回15分で組みました。
内訳は意味の確かめに5分、音声を聞くのに1分、読むのに8分、見返しに1分です。
長くするより、同じ範囲を3回読み切れる形を守るほうが先になります。
同じ文章を何回読めばいいですか?
3回を目安にしてください。
2回目までは語を1つずつ追う段階で終わることが多く、かたまりで出てくるのは3回目からです。
3回で返り読みが消えないときは、翌日に同じ範囲をもう1回だけ回します。
音読は声を出さないとだめですか?
声を出さないと、飛ばし読みが止まりません。
口の形だけ動かす方法でも、全部の語を通る効果は残ります。
外で練習するときは、その形に切り替えてかまいません。
訳を全部作ってから読むべきですか?
全部作る必要はありません。
知らない語をゼロにするところまでで足ります。
訳を作る作業に時間を取られると、読む時間がなくなります。
音読とシャドーイングはどちらをやるべきですか?
読むのが遅いなら音読、聞き取れないならシャドーイングです。
音読は文字を見て読む練習、シャドーイングは音を追う練習で、届く場所が違います。
両方やるなら、音読を先にして同じ文章でシャドーイングに移る形が組みやすい。
英語の音読のやり方で最後に決める3つ
最後に、始める前に決めておくことだけを置きます。
| 決めること | この記事の答え |
|---|---|
| 1回の長さ | 15分 |
| 1回で読む量 | 100語前後 |
| 同じ文章を読む回数 | 3回 |
| 次へ進む目安 | 返り読みをせずに最後まで読める |
| 手順の順番 | 意味を確かめる→音声を聞く→ゆっくり読む→速さを戻す |
| やらないこと | 意味を確かめずに読む/最初から速く読む |
分量と終わりの目安を先に決めれば、音読のやり方で迷う場面は消えます。
15分と100語と3回の3つだけ決めて、あとは順番どおりに回してください。
決めずに始めると、やり方は合っていても2週間で止まる。
逆に3つを決めてしまえば、やる気の有無とは関係なく回るようになります。
毎回おなじ形で終わるので、始めるまでの迷いも消えていく。
参考文献
- VOA Learning English(英語学習者向けの音声・動画)(VOA Learning English 公式サイト)
- BBC Learning English(英語学習者向けの音声・動画)(BBC Learning English 公式サイト)
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