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日本語対応で多言語可能なテーマ/オプション例
以下は「日本語サイト + 多言語切替機能あり、または多言語対応を前提としたテーマ」の例です。
テーマ/テーマブランド | 特長・どう多言語に対応しているか |
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TCD「TOKI」 | インバウンドメディアを想定して作られていて、日本語・英語の切り替えなど言語リンク表示機能あり。海外向けのページを持つサイトや複数言語を想定しているデザインがされている。ツッチーブログ |
Emanon Premium | 集客等を意識した高機能テーマで、多言語切替ボタンの実装、言語アノテーションタグ出力など多言語対応要素あり。ツッチーブログ |
LIQUID CORPORATE(LIQUID PRESS シリーズ) | 国産テーマで、多言語対応を標榜。マルチサイト構成などで複数言語サイトを管理できる設計。言語切替機能・hreflang 対応なども実装例あり。テーマ・テーマ・テーマ!+2ニューラルオプト+2 |
テーマ「CORPORATE」 | 多言語対応の基本機能が標準で含まれており、hreflang タグやブラウザの言語検出、言語切替リンクなどが備わっているテーマ。特にコーポレート用途に向いている。ニューラルオプト |
⚠ 注意点 / 補足
ただし、「多言語対応」と言っても、その範囲や方式にはかなり差があります。テーマだけで全部を賄えるものもあれば、実際には追加のプラグインや手動での運用が必要なものも多いです。
たとえば:
- 記事やページをそれぞれの言語で翻訳する機能まで備えているテーマは少ない。多くは「言語切替リンク」や「ボタン表示」「メニュー別言語」「hreflang タグ出力」などの機能があって、コンテンツは別言語で別投稿を用意する方式。ツッチーブログ+2DXのアルファ+2
- 自動翻訳機能や管理画面で翻訳を補助する機能などはテーマではなく、多言語プラグイン(WPML、Polylang、TranslatePress 等)を使うケースが多い。Multilingual WP+2WPML+2
- マルチサイト構成を使って言語ごとにサイトを分ける方法を取るテーマもある(例:LIQUID CORPORATE 等)。この場合、サイト管理やコンテンツ共有、更新作業などの手間が増える可能性あり。テーマ・テーマ・テーマ!
もしよければ、「無料/有料」「ブログ/企業サイト/EC」「対応言語数(例:英語のみ or 複数言語)」「翻訳は手動か自動か」など条件を教えてもらって、それに合うテーマを具体的に3つくらい探して提案しましょうか?
あなた:
sango jin jinr swell affingerは
ChatGPT:
SANGO、JIN / JIN-R、SWELL、AFFINGER について「多言語対応(プラグインとの互換性/翻訳準備済み etc.)」を調べた内容をまとめます。完璧対応ではない部分もあるので、「どこまで多言語化したいか」によって選択肢が変わります。
🔍 各テーマの多言語対応状況
テーマ | メリット/対応してること | 注意点/対応できていないこと |
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SANGO | Polylang など多言語プラグインとの相性がよいとする記述があります。 Move to Japan テーマ自体が「テーマギャラリー」で「多言語対応」のタグに入っていることなどから、翻訳準備 (gettext など) がある程度考えられている可能性あり。 WordPressテーマギャラリー+2WP Search+2 | ただし、公式に「WPML 対応」などを明示している文書は見つけにくい。 また完全な多言語切替(言語ごとのコンテンツ切り替え・言語切替UI・URL構造 etc.)がテーマだけで提供されているかは不明。実際にはプラグインで補うことになる可能性が高い。 |
SWELL | WPML との互換性が公式に認められています。つまり、WPML を使って多言語サイトを構築することがテーマ側で問題がないとされています。 WPML また、テーマには po / mo ファイルがあり、翻訳準備(少なくとも英語/日本語)も備えているようです。 WordPressカスタマイズ+2Wordpressカスタマイズ+2 | ただし、「英語・日本語以外」の言語への対応は、テーマが提供する言語ファイルがないため、自分で用意する必要があることが指摘されています。 WordPressカスタマイズ また、言語切替スイッチを押した時に固定ページや投稿ページでホームに戻ってしまうなどの不具合の報告もあります。 SWELLERS' | SWELLユーザー専用サイト テーマの特定部分(見出しや“関連記事”など)が翻訳されず日本語のまま残るケースがあるという報告もあります。 WordPressカスタマイズ |
JIN / JIN-R | JIN を使って英語サイトを作った例があり、テーマ内のテキストを英語に置き換える方法などを試した人がいるという情報があります。 Amagamina Games, Inc. JIN-R のドキュメントにも高速化や SEO 構造など、テーマ設計が比較的新しいことが示されており、外国語対応に必要な基礎(HTML 構造、マークアップ等)が整っている可能性あり。 JIN:R | ただし「JIN」が公式にどの多言語プラグインとどのくらいテスト済か、また po / mo ファイルが言語毎にどれくらい揃っているか、という点は不明なところが多い。 テーマが持つ既定の日本語表記を完全に切り替えられる部分・切り替え UI の提供などは、プラグインやカスタマイズ次第。 |
AFFINGER | カスタマイズ性が高く、多くのブロガー/アフィリエイターに使われていて、翻訳ファイルを用意したり他言語サイトで使ったケースの報告があります。 Google Fonts などで「多言語対応フォント」を扱っている旨の情報もあります。 osaboo BLOG | ただし、「AFFINGER」が公式に完全な multilingual plugin との互換性表記を出しているかどうかは確認できていません。 テーマ内部に日本語の固定文言があったり、プラグインによってはテーマオプション部分の文字列が翻訳対象外となっていたりする可能性があります。 また URL 構造や言語別コンテンツ管理などはプラグインに頼る必要があるでしょう。 |
🛠 総評とおすすめの使い方
これら4つのテーマは、テーマ単体だけで完全な多言語サイトを構築するというより、翻訳準備済みであり、多言語プラグイン(WPML / Polylang 等)やカスタマイズと組み合わせて対応するという選択肢が現実的です。
もし私がこれらの中から選ぶなら、「多言語サイトをきちんと作る」意思があるなら以下のような選び方をします:
- SWELL:WPML 対応が公式にあるので、一番安心度が高めです。言語ファイルを追加したり、一部文字列の翻訳漏れを補う必要はありますが、強力な選択肢。
- SANGO:デザイン性が良く、翻訳プラグインとの併用も可能。軽微な調整で済むことが多そう。
- JIN / JIN-R:良い選択肢ですが、翻訳や多言語で使ったときの細かい部分に時間をかけてテストしたほうが良いです。
- AFFINGER:多機能・カスタマイズ性重視の人には向くが、多言語対応を本気でやるならプラグインとの整合性確認を念入りに。
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